活動報告
2022.11.21
金沢外(そと)環状道路:海側幹線と山側幹線が繋がった!
11月19日(土)
金沢外環状道路の海側幹線の大河端(おこばた)町・福久(ふくひさ)町の間の道路整備がなされ、開通式と祝賀パレードに参加しました。
50年前に構想が公表され、その後正式に事業化が決定されてから、区間ごとに着工・完成が積み重ねられ、この日ついに環状に道路が繋がってループになりました。
金沢の規模の都市でこれだけ立派な環状道路があるのは全国でほとんど見られない、という話を耳にすることも多いです。この先見の明、そして大計画を立案、調整、実施していく中で、何千、何万という先達の努力や尽力があって、素晴らしい日を迎えることができました。
最後のパーツとなった大河端・福久間は2012年からの事業です。私も石川県庁で勤めていたので、当時、浅野川を高架で跨いでいく道路のイメージ図を見て、「こんなに大きな物が本当にここに出来るのだろうか?」と感じたことを思い出します。10年の時を経て立派に完成して、人間の営みは凄いものだと感じました。
金沢の都心部への負荷を抑えつつ、環状のバイパスによって、能登から加賀へ、加賀から能登へと、快適に南北の交通が行われることが期待されます。今後も片側一車線区間を二車線にする工事などを着実に進めて、渋滞を防いでいきます。
この日は素晴らしい天気にも恵まれ、晴れやかにパレードも行われました。