活動報告
2023.06.22
通常国会閉会
6月21日(水)
150日間の通常国会が閉会しました。
安全保障政策をはじめとする昨年末の大きな政策転換。これを形にした令和5年度予算案や様々な重要法案が、今国会で審議されて成立しました。
税法:
NISA(ニーサ)の抜本的拡充やスタートアップ企業支援税制などを実現しました。
防衛財源確保法案:
法案自体は一時的な収入などを将来でも使えるようにする「資金」を作ることであり、テクニカルな内容。しかし、与野党の対立案件としてプレイアップするための材料として一部政党に利用されたのが残念なことでした。
エネルギー関係法案:
脱炭素化、GX(グリーン・トランスフォーメーション)を推進する仕組みを作るとともに、再生可能エネルギーや原子力の一層の活用を推進。私も所属する経済産業委員会で、原子力部分についてとりわけ激しい議論が交わされました。
政府提出法案は後述する2本以外すべて成立し、97%という高い成立率になりました。
金融関係の2法案が成立しなかったのが、大変残念でした。令和の時代にあった金融教育を行う「金融経済推進機構」を作るなど、世の中を前に進めていく上で必要な法案でしたが、防衛財源法案の対立の余波を受けて、参議院の委員会で審議できませんでした。多くの方の期待・注目を集める法案でしたので、悔しく、残念です。秋と言われる次の臨時国会冒頭で成立させたいものです。
この日の昼は、昨年の会期末の日と同様、本会議場横の議員食堂で、一昨年の選挙で初当選した同期有志(※)とともに食事をしました。他愛のない話をして、お互いの元気を分け合う集まりになりました。
※参議院議員経験者で、衆議院議員初当選の方々も含みます。
6月22日以降は、国会が閉会になり、平日も含めて地元の金沢にいる機会が増えます。有権者の皆さま方から多くの声をお聞きして、充電する貴重な期間にしたいと思います。