活動報告
2023.08.02
県政懇談会
7月29日(土)
馳知事をはじめとする石川県庁幹部と石川県選出の自民党国会議員が対話する、恒例の「県政懇談会」。
私からは、働き手の確保と、現在長期ビジョンを議論中の金沢港の問題について考えを述べました。
働き手不足については、宿泊・飲食や、各種のドライバー、建築現場の仕事をはじめ、幅広い業種で大きな課題となっています。しかもこの問題は今後、長期に渡ってますます深刻化します。データを単純に当てはめると、2040年までの間、年平均で毎年約6500人の働き手が石川県からいなくなる状況※であり、どこかの現場がその皺寄せを受けます。
※2020年から2040年までの間に全国で1300万人の生産年齢人口が減少する、というデータが原典です。
特効薬はありませんが、対策を総動員して臨まなければなりません。従来からの政策である、雇用の場を作ることも引き続き重要ですが、状況の変化に対応して、働き手を確保することにも重点を移していかなければなりません。
石川県の有効求人倍率は全国第3位の高さです。働き手を見つけることが全国で3番目に難しい、ということでもあり、物流などの「2024年問題」の影響も強く受けることになります。全国屈指の取り組みを期待したいです。