活動報告
2022.12.19
北陸新幹線 敦賀・新大阪間
12月16日(金)
北陸新幹線の来年度予算での取り組みが大詰めです。
今週はまず、14日(水)に与党PT(※)の北陸新幹線委員会(※※)が開催され、国土交通省などから敦賀・新大阪間の状況を説明。
コロナの影響などで環境影響評価の作業が大幅に遅れており、近いうちに認可を出すのは困難、その代わり、これまでは認可後に行っていた調査などを認可前に先行実施できるよう、来年度予算につき最終的な調整中、
とのこと。
16日の与党PTでも同様の説明。
敦賀開業が1年遅れることになった2年前、与党PTで「敦賀・新大阪間を令和5年度当初に着工する」ことを政府に申し入れるなどの決議を行い、これに対して国土交通大臣から「決議の内容を重く受け止める」との受け止めが示されていました。
コロナの影響もあったとは言え、この手形が落ちない由々しき事態。
あと一週間で来年度予算案の決着の見通しですが、
「事実上の着工」と言える内容の来年度予算を確保すること
調査等の先行実施により、新大阪開業の時期が遅れないようにすること
そのためPTで新たな決議を行うこと
が必要です。
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なお、15日には石川県の馳知事も含め、沿線各県の知事等が上京して政府や与党への要望活動を行いました。私も都合のついた面会に同席しました。
※ 「与党 整備新幹線建設促進プロジェクトチーム」(額賀福志郎座長)
※※ 「北陸新幹線 敦賀・新大阪間整備委員会」(高木毅委員長)