衆議院議員 小森たくお
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4月28日（金）
　ゴールデンウィーク直前の平日。自由民主党の金融調査会デジタル通貨特別PTを開催しました。中央銀行（日本銀行）によるデジタル通貨の発行の可否や具体的な方法について議論しており、２月に続く開催。
　この日は日本銀行と財務省から取り組みの説明を受けた後、参加議員による意見交換を行いました。
　日本銀行はこれまでに概念実証の２つのフェーズを終了させ、今年の４月からパイロット実験を始めています。パイロット実験では、実取引は行いませんが、仮の店舗などによる実験用のシステムを整備して、処理フローなどの確認を行います。また、財務省ではこの４月から有識者会議を開催して、制度設計の大枠を整理する議論を年末までにとりまとめます。
　PT事務局長としてこの日も進行役を務めましたが、参加議員からは、欧米等の中央銀行における検討状況、デジタル通貨の様々なパターンの検討、実務者の知見の重要性などについて活発な意見が出ました。
　日本銀行や政府の取り組みもこの４月から新たな段階に入りました。諸外国や技術進歩などの状況に応じて、実現可能性や法制面の検討を更に進めていきます。